特定非営利活動法人
藤沢相談支援ネットワーク

「適当」

緊急事態宣言が発出されて約2週間が経過しました。報道を見ていると効果を図るにはもう少し時間が必要のようですし、むしろここからが大事な時期なのだろうと個人的には思っています。

さて、話題は全く変わってしまいますが、私が仕事をやっていくうえで大事にしているのが表題にある「適当」です。好きな言葉でもあります。
ご存知の通り、「適当」の意味には良い意味と悪い意味があります。もちろん良い意味の「適当」を大事にしています。(念のため、意味を掲載します)

1 ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。

2 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。

3 やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。

支援を展開していくうえで、1の意味は重要です。必要としている方、支援をする方、双方にとって大事なことだと思っています。ですが、大変難しいことでもあります。
相談者、支援対象者にニーズ(意味でいえば目的や要求)を正しく把握していく必要があります。そのためには、その方を知り、理解を深めなければなりません。自分勝手な理解ではなく「私はこう理解したけれど、この理解であっているか?」と確認も必要です。
そういったやり取りも「ほどよい関係」にならないと、そこまで至らないのだろうと思います。私見ですが、「理解を深める」「ほどよい関係性」ができないまま展開される支援は、支援する側の思い込みや一方的な支援となり、それを受けた人によっては「いいかげん(雑)」な支援として捉えてしまうのではないでしょうか?

 今年度もやれることを愚直に行いながら、相談者にとっての「適当」に近づけるよう支援していきたいと思った2020年の春でした。

(ゆいっと 佐藤)