特定非営利活動法人
藤沢相談支援ネットワーク

えぽっく

春から夏へとうつろいゆく季節、お変わりございませんでしょうか。 日々の出来事、シリーズ化する予定でしたがコロナ禍により通勤経路等が大幅に変更になってしまいましたので検証することができず、全く違う話題をつぶやきたいと思います。

この仕事に就いて35年以上が経ちますが、近ごろ漠然と頭の中で昔のことから最近のことまで色々なことが駆け巡り、自問自答したり、誰かに問われたりしている不思議な?ちょっと気持ち悪い時間があります。これからつぶやくことは矛盾だらけで多方面からお叱りを受けるかもしれませんが、私見ですのでご勘弁ください。 措置制度から始まり支援費制度、障害者自立支援法、障害者総合支援法と移り変わり、当事者が選ぶことのできない行政処分から、「選べる」「ニーズに沿った支援」を受けられる希望に満ちた時代の始まりと誰もが思ったのではないでしょうか?

神の声、「君は今まで仕事をしてきて、いつの時代が一番楽しかったかな?」 私、「あの頃が自分にとって一番楽しかったかな」と答えられるような気がします。

当事者・ご家族に同じ質問をした時に、「あの頃かな」と答えられる人はどのくらいいるのだろう?もしかしたらそんなにいないのではと思ってしまう時があります。 本当に「選べる」「ニーズに沿った支援」を受けられているのでしょうか、支援者(事業者)が選べる時代になってしまったのではないか?もう少しいやらしい言い方をすれば、支援者(事業者)が断れる時代になってしまったのでは?と感じることがあります。

当事者・家族のために制度は変わってきているはずです。制度をどのように運用するか、どのように解釈するかの工夫は支援者(事業者)次第だと思います。昨今、コンプライアンスの重要性は理解していますが、チャレンジすることも大切だと思います。リスクは常に存在します。皆さん失敗を恐れずチャレンジしてみませんか?皆さんの後ろには信頼できる素敵な上司、管理者がついています。お互いをリスペクトして進んでいきましょう。