特定非営利活動法人
藤沢相談支援ネットワーク

「カブトムシとの生活」

娘が幼稚園生の頃、知り合いから「カブトムシいりませんか?」と誘いを受けた。命を育てる大切さを知るきっかけになればと思い、100円ショップで飼育に必要な物を買い揃えて我が家のカブトムシとの同居が始まった。毎日箱の中を確認し餌がなくなれば新しい物を入れる。この行為を繰り返し行った結果・・・餌を食べる仕草やよく見るとつぶらな瞳をしている顔、動かないでじっと考えごとをしている様な姿に・・・すっかり心を奪われた。月日が過ぎ秋になる頃には2匹との共同生活は終わったがまた育ててみたいと思い、次の年は幼虫を貰い育てることにした。

それからはどうすれば新しい命を繋ぐことが出来るのかを知りたいと思い、インターネットで調べ、実践して行った結果、我が家のカブトムシは50匹を超える数まで増えた。1つだけだった小さな飼育ケースは今では様々な大きさのものが揃い、幼虫を育てるケースは市販の物ではなく衣装ケースを改造して作るまでになった。そのケースに幼虫を入れるのは小学校高学年になった娘にお願いしている。娘は幼虫の雄雌の選別が出来る特技をここ数年で身に付けていた。正直、私には違いが良く分からない。今では幼虫を人に譲ることが多くなったのでこの特技がとても活躍する。娘には「何で分からないの?お尻の所を見れば簡単なのに」と言われるがそれでもゴメン。父にはまだまだ分からない・・・。

これからも頼もしい娘と共同作業が出来る喜びを感じながら、小さな家族の成長に係わっていきたいと思う。

(リート 梶木)