特定非営利活動法人
藤沢相談支援ネットワーク

コミュニティ

ようやく朝晩と過ごしやすくなってきました。しかし、コロナウィルスは相変わらず終息の気配がなく、台風にも警戒をしたりして、もう少し季節が進むとインフルエンザの季節もやってくる。本当に心休まる日々は来るのでしょうか?そんなことを思いながら不要不急の休日をぼんやりと自宅で過ごしています。 話題は変わりますが、ここ数年、実家へ帰るのは年3回程度、母と弟と昼食を楽しみ昔話をして、当時を懐かしむといった単純な1日を繰り返しています。50年前、向こう三軒両隣、私の代の子供は13人いました。時期は多少ずれますが集団登校、集団下校、缶蹴りをしたり昔ながらの遊びを楽しんでいたものでした。悪さをすれば隣のおじさん、おばさんに叱られたり、親に用事があれば預かりあったり、そんなコミュニティが普通に存在していたように思います。もう少し広げ半径100メートル以内であれば誰がどこに住んでいるかもわかっていたように思います。今は、自分の祖父、祖母の代の人は誰一人としていません。また、父、母の代の人も5人しかいません。左隣と前の家は空き家となり私の代も弟ともう1軒に一人いるだけになっています。 地域で支えあう、コミュニティを創るとか言われますが、簡単な話ではないと思います。それぞれの地域で環境は違いますが一人二人の頑張りでは何も変わっていかないと思います。 しかし私たちはこの仕事を続けていく限り理想は捨てず前に進んでいかなければいけないと思っています。もし私たちが立ち止まってしまったら現状維持が精一杯、衰退していくしかないのでは?一人の力は小さくても多くの仲間が同じ方向に向かっていけば、新しい資源が生まれることを信じ進んでいきたいです。