特定非営利活動法人
藤沢相談支援ネットワーク

相模線

 皆さん相模線をご存じだろうか。茅ヶ崎駅から橋本駅を結ぶ電車で、私にとって一番身近な路線だ。今年は100周年だそうで相模線の歴史を振り返るようなポスターなどをよく見かける。

 単線なので2~3の駅に1駅で、行き違いのため待ち合わせ時間がある。そのためか?停車中は開閉ボタンを自分で押して扉を開け閉めできる。夏は涼しく、冬は暖かく、夜は明るいところに集まる虫たちのたまり場になることなく快適に乗車できるのだ。

 その相模線に最近新しい車両がお目見えした。私が知っている相模線の車両はこれで3代目。先日初めてその車両に乗った。するとなぜかホームから私にレンズを向けている若者。一瞬有名人にでもなったかのような気持ちになったが、もちろんその若者は私を撮っているわけではない。行先表示を撮っているのだ。とまあこんな感じで相模線がいつもより脚光を浴びている。(ように感じる。)

 コロナ禍で今まで当たり前だと思っていたことが当たり前でないことに気が付かされた。

 いつも、「もっと本数があればな」などと文句を言いつつ乗っているが、リモート出勤が主流になり、今後相模線の本数が減り、存続自体が危うくなるということもなくはないと考えるようになった。その時、相模線ごめんよ~と泣きついても遅いのかもしれない。

 先に言っておこう、相模線ありがとう、そして、これからもどうぞよろしく!