特定非営利活動法人
藤沢相談支援ネットワーク

「聞こえていますか?」

  • 外見で分かるものだけが障害ではなく、外見では分からないために理解されずに苦しんでいる障害もある。
  • 障害の種類も程度も様々であり、一律ではない。
  • 障害は誰にでも起こり得る身近なもの。
  • 障害があっても普通の生活をしたいと願っている。
  • 障害が重度でも生き甲斐や役割を持つことでいきいき生活できる。
  • 障害は本人や家族の責任で生じるものではない。
  • 目が悪くなれば眼鏡をかけるように、不自由さを補う道具や援助があればできることは多い。
  • 普通の人と同じようにできないのは、努力が不足しているからではない。
  • 「みんな一緒に」「できないことや苦手を克服」といった社会の当たり前の価値観に苦しんでいる人もいる。
  • 障害があるために特別な目で見られたり、同情されたり、軽蔑されたりすることは耐え難い。
  • 障害があることは、「不幸」ではなく「不自由」なだけ。
  • 「障害がある人」とは「特別な支援が必要な人」である。

必要な配慮について

  • 本人や家族の努力だけでは解決できないことが多くある。
  • 障害があっても働きたいと願っているので、働くための支援や働く場を確保して。
  • 障害者に関わる専門家は必要な知識をしっかりと身につけて。
  • 「障害があるからできない」と決めつけずに、できることを一緒に考えて。
  • 障害だけを見るのではなく、一人の人間として全体像を見て。
  • 障害者のためのサービスをもっと利用しやすくして。
  • 障害者にもいろいろなことに挑戦できる機会を多く設けて。
  • 特別扱いではなく普通の人としてさりげなく接して。
  • 自分の周りにいる障害者のイメージで障害者一般を考えないで。
  • 福祉の制度や施設の中だけに障害者を囲い込まないで。
  • 思いこみや押し付けの援助ではなく、援助が必要かどうかを尋ねてから必要な援助をして。
  • 何かができないことを可哀想と思う風潮を改めて。
  • 「障害があるのに頑張っている」と変に美化しないで。
  • 自分の障害のことを端的に説明するのは難しいので、障害の内容よりもどのような支援が必要かを聞いて。
  • 相互理解のために自然に交流できる場を設けて。
  • 介助者がいても、介助者ではなく本人に話しかけて。
  • イベント等で障害に対する配慮がされている場合は、事前に十分周知して。
  • 障害を無くしたり軽くすれば、問題が無くなると考えないで。
  • ことさらに障害に関する言葉や事実を避けて話したり、遠まわしに言われることは、心の負担となる。
  • 交通機関の障害者割引を利用する際に、嫌な顔をしないで。
  • 子ども扱いしたり友達言葉で話しかけないで。
  • 障害について理解するため、車いすやアイマスクなどで障害を疑似体験してみて。
  • 「障害」というイメージが悪い言葉を他の適切な言葉に変えて。
出典:内閣府 「障害のある当事者からのメッセージ」の意見募集結果https://www8.cao.go.jp/shougai/kou-kei/toujisha/m-kekka.html#mokuji

是非、記載できなかったメッセージにも触れてください。