特定非営利活動法人
藤沢相談支援ネットワーク

同窓会

何年か前の話ですが・・・

受付番号99、初めて出席する中学校の同窓会、「A君久しぶり」「やあ、久しぶり」A君は受付番号100。会場には円卓がかなりの数設置されていた。私とA君は目立たないであろう円卓を選び、級友たちとあいさつを交わす。乾杯の音頭を皮切りに、昔話に花が咲き、ほろ酔い気分になったころ、B君が「A君、ずいぶん大人になった感じがする、言葉遣いとか昔と違うね」周りの人たちも「そうそう、すごく落ち着いてる」「おまえ、まともな人生送ってんのか?」たわいもない会話を聞きながら、何かみんな上から目線、ちょっと違和感。そんな私もA君のイメージは、ちょっとやんちゃで自分勝手?自己中心的?周りのことはあまり気にせず、思いやりや優しさを、あまり感じなかったように思う。

そんな時「受付番号100の方、ステージまでお願いします」と、司会者の声が聞こえ、「それでは近況報告をお願いします」と話をふられたA君。たどたどしくA君が現在の仕事のことや家族の話を披露してステージを降りたとき、当時の担任の一言「まさか、あなたが○×▽な仕事をしているとは思わなかった」と心無い一言。盛り上がっていた同窓会も終わりの時間を迎え、それぞれが二次会へ向かう中、A君は参加せず帰っていった。ほんのわずかな時間であったが、確かにA君のイメージは昔と全く違っていたように思う。

短い時間だったからなのか、ほんとうに変わっていたのか、人間の本質は変えることができるんでしょうか?できることなら私も変えてみたいと思いました。

(事務局 田中)